2009

2009年あけまして

おめでとうございます。

巷では100年に一度の経済危機とか。大学での生活にはいまのところ、あまり世間の寒風が押し寄せてこないので実感がわきませんがひとつだけ経済の変化を感じることがあります。それは昨年の9月から息子の快がアメリカの大学(テネシー工科大学)で学ぶことになりましたので、学費をドルで支払わないといけませんが、ラッキーなことに思わぬ円高ということで学費が2から3割引という状態です!専攻は電気工学ですが、パワーポイントで講義する先生は進行が速すぎてノートをとれないとの不満を漏らしています。私も講義の前日に適当にスライドをかき集めてやったりしますので、ちょっと耳が痛い!

ところで私は研究室内での連絡をOutLookなどを利用して行うようにしているので互換性の問題からWindowsに限定しMacはダメ!といってますが、冬休みに息子が持って帰ったコンピュータは右の写真のようにMacでした!親の心、子知らず。

 

息子がアメリカに行くことになったので、どちらかといえば息子にべったりの家内もアメリカに行ってしまい、我が家の崩壊が想定の範囲内に入っていましたが、家内は日本にとどまり、息子のお弁当の代わりに私のを作ってくれています。微研の周りでは建物の新築や改装工事が目白押しのための工事が盛んで駐車スペースに余裕がなくなり、近くに住む者に対しては車通勤禁止令が出されています。私はこれに抵触するため毎日VIP並みに運転手つきの送迎です。歩いたほうが健康的かもしれませんが??!! (嫁さんは2008年に緑のファンカーゴから青のラクティスに乗り換えました。私は昔の暴走族の血が騒ぎ2007年にロードスターを購入してドリフト族?)

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研究面では2008年に論文を量産する予定でしたが学会、文科省、学内会議、動物実験施設の改装計画などと席を温める暇もなく雑用的な仕事に忙殺され達成できませんでした。データそのものはかなりたまってきていますので今年こそReproductionの分野に風穴をあけるべく、いろいろと論文を書きたいと願っています。この分野における認識をかなり根本から考え直す必要があるというそういう論文が出せるのではないかと思っています。ただ雑用的な仕事が減る気配がないのが頭痛のタネです。

2008年の客員教授にはイギリスからLynn Fraserさんご夫妻を研究室にお迎えして英語セミナーなど学生さんには緊張感に満ちた楽しい時間を過ごすことができました。2009年には同じくイギリスからAdam Benhamさんを迎える予定です。

 

仕事ばかりではかえって能率が落ちる(よく遊びよく学べ!)という理論にもとづき、平日1日と土曜日はかならず運動をするように心がけています。今年の年賀状にはハワイのホノルルマラソンのゴールの瞬間の写真を使用する予定でしたが、最近体力の衰えが激しく、時速8キロでもたったの1時間走るのがつらくなり、5時間にわたり時速8キロを持続するのは不可能で、いろいろと考えるとゴールまで6時間でさえ危うい計算になりました。参加することに意義があるとはいえ、6時間以上かかるようでは完走(完歩?)してもゴールのときの写真を完走!として言うのははばかられます。というわけで、ここ2年くらいマラソン用にトレーニングのようなものをしてきたつもりですが、断念しました。(行くぞっ!とたくさんの人に言いふらしていたのでちょっとお恥ずかしい限りです。)

その代りといってはなんですが、2008年にはハワイで米国Reproductive Biologyの総会があり、柳町先生の80歳のお誕生日のお祝いの会とあわせて開催されましたので、出席しました。そのおりに少しの時間をみつけて念願のサーフィンに挑戦することができました。コーチのおかげでなんとか左の写真のように私にとっては歴史的快挙ともいえる写真をものにしました!コーチ料金は聞いた時には90分75ドルでしたが、お金を払うときには60分75ドルになっており、実際にやり始めると30分くらいでおしまい!といわれてしまいました。が、私の体力は30分後にはすでに尽きかけており、やめてもらえてよかったと思うくらい疲弊していました。波に乗るのはこれまでに鍛えてきた世間の荒波をかいくぐる世渡り術のおかげか、うまくいったのですが、波がきたときにボードに立ち上がるまでパドリングといって手をボートのオールのように動かして必死に漕ぐ必要があり、それで体力を使い果たしてしまいました。

忙しかった一年が終わり、なにやかやとありそうな一年がまた始まろうとしています。今年も完全燃焼して楽しい一年となるようにやってゆきたいと思っています。それでは今年もよろしくお願いします!
 

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